2013年4月17日水曜日

プログラム電卓 修理 「CASIO 603P」

CASIO電子計算機「Fx-603P」の修理?掃除?


電池交換したのにもかかわらず、

突然の「 LOW BATTERY 」&突然のプログラム消去 に困ってる人必見!!


ただし、分解することになるため、自己責任行なってください。

しかも、電池をすべて外すことになるため、プログラムは全て消えます



さてさて分解していきます。

電池を取るところまでは、できると思います。

そこから先に行きましょう!!

まず、隠しネジを出さなくてはいけません。
シールをめくってください。
(これが綺麗に剥がせるくらいのスキルを持ってやらないと難しいです。)


赤丸部分にネジがあります。

緑矢印の部分には非常に小さいバネがあるので落とさないよう気を付けて!


ネジは9箇所、長さに違いがあるので場所を間違えないように並べましょう!

パカっと外すと下の写真の様になります。

基盤と電池ホルダーが分かれます。

そう、ここが問題の箇所!!!


電池ホルダーから突起 (下写真 黄丸) が出ていてそれが基盤に接触して電力を供給しています。


その接触不良による電力不足により

突然の「 LOW BATTERY 」&突然のプログラム消去

が発生していると思われます。


『 基板側の清掃 突起部の変形修正 』 を行なってください。


ちなみに電源スイッチが取れてると思いますので、こっちも接点を綺麗に清掃しておきます。


ここからはあまり必要ないかもしれませんが…

ボタンの接触を良くする事 と ディスプレイの中の清掃

ということで、基盤を剥がしていきます。

ネジは1本 (写真左のドライバー先)

基盤上部が引っかかっているので、そこには注意しましょう!

この分解にあたっては、力を入れてパキッとやるところはありませんので、

優しく丁寧にw





思う存分綺麗にしたら戻しましょう!


そうそう!戻す時に裏蓋のヘコみも取っておくと良いみたいですよ!

ちなみに上写真の黄丸部分にはツメがあるので、そこをシッカリはめ込みましょう!

最後にネジを2つ締めて、終了!


うん。キレイw

現場で水に濡れることがあるかも!砂が入り込むかも!なんとかしてドラえも~ん(T_T)

そんな時は!「普通のテープ ((≡゜♀゜≡))ノ◎ 


こうするとかなり回避出来ます!逆にこれがないと凄くここから壊れやすい。


これでまた1台の電卓を救ってしまったのか!?(他に2台ありますw)

とても人気があって使いやすい 「 CASIO Fx - 603P 」 ですから!

もう生産も修理もしていないですし、長く使っていきましょう!!


おそらく、この頃のCASIOの計算機であれば同じような、

新しい電池入れたのに、もう無いの?

って症状の時は同じ状態になっているのではないかと思われます。


こういう修理をやっても面白いのかなっていう、ここ最近w

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